リオのカーニバル ツアー2012

見所は綺麗な川だけじゃないボニートの旅

見所は綺麗な川だけじゃないボニートの旅

-研修生レポート-
Bonito

   夕方にサンパウロを出発し、車に揺られること16時間。何度も休憩をとりながら、翌朝にやっと辿り着いたボニートは、豊かな自然と、透明度の高い美しい川で有名な町です。ブラジル中西部地方マット・グロッソ・ド・スル州の州都カンポ・グランデ市から280km、パンタナール大湿原の反対側に位置しています。
   日本から1年間の研修でブラジルに来ているブラジル日本交流協会の仲間11人でのボニート自然満喫旅行がいよいよ始まりました。
到着後、やっぱり買い物でしょ! ということで、初日からお土産選びに町の中心へと繰り出しました。ずっと肌寒い日が続いていたサンパウロとは違って、本当に暖かい、というか暑い。サンパウロに来て半年、今まで感じた事のない暑さに、まず興奮。ジメジメとまとわりつく湿度の高さもいつもなら嫌で仕方ないのに、ボニートだから!! ということで、湿度までもが歓迎ムードという現金さです。初めての長距離旅行のテンションは初っ端から上々です。買い物ロードを一軒一軒じっくりと眺め、物色する一同。道の両サイドにはこんな感じのお店がこれでもかというくらいたくさん並んでいます。色鮮やかなブラジルの生き物たち。嬉しい価格。見ているだけでも、楽しくなりました。

   さらにテンションを上げてくれる要因の一つとして大活躍してくれたのは、道の途中にある公衆電話でした。これ、ヒョウなんです(たぶん)!  かなり大きくて、思わず一緒に写真撮影しました。他にも鳥や魚バージョンが。こんな可愛い電話がもしサンパウロにあったとしたら、1日で耳や腕が折れて、イタズラ書きをされていそうですが、治安の良いボニートだからこそ、こんなに綺麗に存在感を醸し出しているのかな。

Bonito

   買い物も一段落し、いよいよ私の中で本日一番のメインイベントとなる公園(リベルダーデ広場)へ向かいます。ボニートへ行くと決まってから、どうしても気になって仕方なかった、とあるホームページのトップページを飾っていた公園のモニュメント写真。ボニートの町を楽しむ10人を引き連れて、私が一番の興奮状態で公園へ突入です。期待通り、巨大な体で出迎えてくれたのは、パンタナール地方に多く生息し、食べると油がのっていて美味しいと評判の魚、ピラプタンガでした。しかも2匹! こんなに元気いっぱい泳ぐ生き生きとしたモニュメントはあまり見たことがない……あまりにも夢中になりすぎて、このピラプタンガだけで20枚近く写真撮影していました。でも、観光名所だと思っていたのに、写真撮影していたのは、私たちだけ。隠れた名所なのでしょうか? いや、こんなに巨大なのに気付かないわけがない。
   このモニュメントにご興味のある方は、是非一度行って見て下さい。情緒溢れるピラプタンガを見たいのなら、噴水と照明の光が幻想的な夜の公園がオススメです。

Bonito

Bonito

   2日目、スクリー川。3日目、プラッタ川。4日目、青の洞窟。
   川の透明度の高さに、またまた大興奮! あまりの綺麗さに、「やばい!やばい!やばい!」と連発。あの公園で見たピラプタンガの本物も優雅にゆるやかな川 の中を泳いでいました。川流れツアーは、こんなに川に流れててもいいの? 時間大丈夫? と思わずこちらが心配してしまうほど、ガイドさんがのんびりで、 なんだか時間の流れさえもがゆるやかでした。
   川に向かう途中には、カピバラ親子や、フクロウ、アリクイ、ワニに遭遇。魚だけじゃなくて、動物も楽しめるボニートの自然は本当に素晴らしい。環境保全に凄く力をいれている町なので、自然がこのままずっと綺麗な形で残ってくれる事を切に願います。

Bonito

Bonito

   3泊5日のボニートの自然を満喫して、癒しの旅行を終え、サンパウロへ戻るといつもの現実が。
   「旅行はどうだった? ボニートは楽しめた?」そう聞いてくれるみなさんへの、決め台詞はやっぱりコレ! 得意げに親指を立てて、「ボニートは、ムイト・ボニート(ボニートの町は本当に綺麗)!!」まさにこの言葉がぴったりの場所でした。
   (ボニートの特集は、本誌8号、18号に掲載しています。)

2010年 9月 28日 (よしみ)
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